プロ野球ファンなら、だれでも一度は考える“俺のベストナイン”。それを現役プロ野球選手が選ぶという夢の企画が、30日深夜にテレビ朝日系で放送された「中居正広のプロ野球魂」で実現した。
ゲストとして出演した阿部慎之助(巨人)、松田宣浩(ソフトバンク)、則本昂大(楽天)と藤浪晋太郎(阪神)が監督となり、現役プロ野球選手の中から自らのチームに欲しい選手を指名した。
◆ ルールはこちら
・短期決戦(2試合)を想定してチームを編成。
・選択可能な選手は、2014年シーズンにNPBに在籍した全選手。
・外国人選手は投手・野手あわせて1名のみ選出可能。
・指名が競合した場合はくじ引きで決定。
・二刀流選手は違うチームであれば投手と野手1度ずつ指名可能。
阿部と伊集院光がタッグを組むチーム阿部のコンセプトは“意外性
1番(右)雄平
2番(二)藤田
3番(左)バレンティン
4番(三)筒香
5番(捕)森
6番(一)阿部
7番(遊)鈴木
8番(中)松本哲
9番(投)金子千尋
阿部監督のポイント
・大谷は抑えで → 先発なら1試合しか投げられないが、抑えなら2試合投げられる
・バレンティンは初回に絶対に回ってくる3番に
・安心して打てるように森の後ろに阿部を配置する打順
・短期決戦で出てくるエースは右投手が多い → 左打者中心に打線を形成
松田と井森美幸がタッグを組んだチーム松田のコンセプトは“超人軍団”
1番(右)糸井
2番(遊)鳥谷
3番(二)山田
4番(一)中村
5番(左)内川
6番(中)丸
7番(捕)谷繁
8番(三)松田
9番(投)前田
松田監督のポイント
・とにかく“超人”にこだわる
・菅野の中継ぎ → 「MVPだから大丈夫」
・松田は気楽な位置で、「ここにいるの!?」という打順が良い
最後に則本と藤浪、いけだてつやの3人で結成された
チーム則本&藤浪のコンセプトは“フレッシュ”
1番(三)西川
2番(二)菊池
3番(中)柳田
4番(左)中田
5番(右)大谷
6番(一)銀次
7番(遊)今宮
8番(捕)嶋
9番(投)則本
則本&藤浪監督のポイント
・経験不足は勢いでカバー!
・抑えは抑えを専門とする投手にやってもらうのが一番
「中居正広のプロ野球魂で選ばれた3つのチームを総当たりで対戦させてみる」
チーム阿部 対 チーム松田
阿部 2-9 松田
勝:前田健 セ:菅野 敗:金子千尋
本:内川、谷繁
松田チームはベテラン谷繁が5の2、3打点と大暴れ
前田健太も7回投げ、2失点の好投、さらにはタイムリーヒットも放つなどの活躍が見られた
一方の阿部チームは11安打放つも2得点という痛い結果。
その2得点も先発金子千尋のタイムリーヒット1本のみ。
打撃では活躍した金子だが、6回1/3を5失点と精彩を欠き、続く牧田は1回2/3を無失点で抑えるも、大谷が1回4失点と大炎上。
チーム松田 対 チーム則本
松田 7-9 則本
勝:高橋 セ:西野 敗:攝津
本:中田、糸井、中村、丸、西川、中田
過激な打撃戦となり、シーソーゲーム制したのは則本・藤浪チーム。
連合チームは1回、中田の2ランで先制、6回に中田・銀次の適時打で追加点を奪う。
しかし松田チームはその裏6回、糸井・中村の2ラン、丸のソロホームランで一気に逆転。
松田チームの勝ちと思われた9回表、西川・中田の2ランで逆転。その裏に1点を返すも反撃足らず敗戦。
中田は5の3、2本塁打5打点の大暴れ。
チーム則本 対 チーム阿部
則本 8-5 阿部
勝:西野 敗:大谷
本:大谷、阿部、雄平、菊池、中田
則本チームは2回、大谷の2ランで先制。6回には先発則本のタイムリー、7回には菊池のソロホームランで追加点を重ねる。
しかしその裏、先発則本は2アウトから阿部にソロホームランを打たれると連続フォアボールとセカンド菊池のエラーにより満塁に。
続く雄平に逆転満塁ホームランを打たれ、勢いは阿部チームのものと思われたが、8回菊池、柳田の連続適時二塁打で2点を返しすぐさま逆転。
最後に中田の2ランでとどめを刺した。打たれた大谷は2回4失点と大炎上で、リードを守りきることができなかった。
菊池は5の3 2二塁打1本塁打2打点
中田は3の2 1本塁打2打点2四球
【結果】
優勝 則本チームとなった。
則本 2勝
松田 1勝1敗
阿部 2敗
独断MVP 中田
詳しくは以下のリンクから↓
http://blog.livedoor.jp/plhfmbe/archives/42081069.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141231-00019396-baseballk-base