巨人の原辰徳監督は2015年に向け「チームを一度解体し、新たなスタートを切る」と宣言した。
最大の“変化”は、阿部慎之助の一塁コンバート
阿部の2014年シーズンは打率がデビュー年を除き最低の打率.248、本塁打は8季ぶりに20本に届かない19本と、極めて厳しい結果に終わった。一塁へのコンバートは「捕手」「4番」「主将」と3足のわらじを履いてきた大黒柱の負担を軽減し、本来の打棒復活を期待しての一大決断だ。
沢村のリリーフ転向
澤村はプロ入り後4年間で新人王こそ獲得したものの、先発としては十分な結果を残せなかった。150キロを超える剛球とピンチにも動じない強心臓は「リリーフ向き」ともいえ、実際に2013年の終盤は中継ぎとして好投した。
この経験が、沢村の先発へのこだわりを溶かしたのかもしれない。
一方、西村は先発へ
沢村と入れ替わるように、2013年セーブ王の西村健太朗は先発に回ることになった。
原監督は今回、大胆な配置転換によってチームに新たなうねりを巻き起こし、2015年を戦おうとしているようにみえる。この大胆な配置転換は成功するのか、巨人に注目だ。
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